« 北海道マラソ(出発前) | トップページ | ななさん ~マラ交5・北海道マラソン3~ »

2006年8月27日 (日)

北海道マラソン ~ヘロヘロだが完走~

 2001年の出場から5年ぶり2度目の参加となった北海道マラソン、今回の結果は「やっとの思いでゴールにたどり着いた」という状態だった。というのも、01年同様にこの日の札幌は8月下旬とは思えないような高温となり、多くのランナー同様に私も暑さとの闘いを強いられたレースになったからだ。

 01年:スタート時の気温30℃→完走率61%

 06年:スタート時の気温30℃→完走率52%

Pict0027 今回の完走率は01年の記録を更新して史上最低となった。これは、多くの市民ランナーがゴールする時刻(4時前後)になっても、気温が30℃を超えたままであったことが影響したようだ。ちなみに小雨17.5℃でスタートした04年の完走率は80%である。

Photo スタート時、前回の教訓を生かして、何とかリベンジを果たしたいと思っていたが、結果は全く前回と同様であった。疲労と暑さとの闘いになる後半に備えて前半の下りにも決してスピード上げずに後半に余力を残す予定が、スタート直後の上り基調が下りに転じた5㎞~15㎞あたりまでいつの間にかスピードが上がっていた。このオーバーペースが猛暑の中で次第に疲労の蓄積となり、中間点を過ぎる辺りから急に全身を重くさせた。

 中間点を過ぎ25㎞過ぎに先頭集団とすれ違う頃までは何とか我慢できたのだが、千葉真子選手が男子のランナー数人と集団を形成していくのを横目で見る頃には、我慢できなくなり、給水所では立ち止まって水をごくごく飲むようになっていた。いくら飲んでも乾きは癒されず、頭から何度水をかけてもオーバーヒートした身体はクールダウンせず、30㎞過ぎの給水所で手にしたコップを持ったまましばらく歩いた。Pict0086

 暑さと疲労で低下した思考力の下、「ここで無理してはゴールできないかも・・・・ゴールするには今は歩いて体力の回復を・・・」と考え(実際に走る気力体力が限界だったのかも知れないが)、歩き始めた。大勢のランナーに抜かれた。幸い、応援の市民が少ないところだった。1㎞に10分以上かかった。30-35の5㎞は36分11秒となった。再び走り始めた後も給水やスポンジのテーブルでは、両手に持ったコップ・スポンジを持って歩きながら水を飲み・頭から水をかけた。

 ゴールの中島公園に入る前は、大通公園から「すすきの」ともっとも多くの市民が応援してくれるところだ。しかし、その応援に軽くうなずくか右手首を返すくらいの反応しかできなくなっていた(2年前はそんな反応も出来なかった)。そんな状態の時に、参加者全員の氏名が乗っている新聞の号外を手に「ヨシカワさん、頑張って」と声をかけてくれる人がいた。その時はさすがに「はい」と声を出し、右手を挙げてお礼した。そう、コースの最後が大通公園・「すすきの」でなかったら、最後を歩いてしまう人がもっと多かったことだろう。そして最後の関門(40㎞)にかかってしまう人が多くなっていたかも知れない。最後の応援が完走率を少し押し上げてくれていることは確かだ。

 中島公園に入ってゴールまでの数百メートルは長く感じた。でも、ゴールできることが確信でき、自然と喜びもわいてきた。何度も味わったはずのフルマラソンのゴール。その中でも、もっとも苦しくそして喜びに満ちたゴールのひとつだった。心の中では会心の笑みをPict0095 浮かべ大きく両手を広げていた。ゴール直後、完走メダルをかけてくれるボーイスカウトの少年と思わず握手して「ありがとう」とお礼を言った。大会スタッフ・ボランティア・応援してくれた沿道のみなさん、ありがとう。また、いつか走るぞ、待ってろよ、北海道。

|

« 北海道マラソ(出発前) | トップページ | ななさん ~マラ交5・北海道マラソン3~ »

コメント

>ネオスさん

 応援ありがとうございました。

 一度はあの暑さとの闘いを経験していいんじゃないかな?
 奥武蔵7時間台のネオスさんなら相当いい線行くと思いますよ。

投稿: ヨッシーの父 | 2006年9月 1日 (金) 12時12分

北海道お疲れ様でした&完走おめでとうございました。
炎天下の中でのフルとあっては、完走するのも大変ですよね。
いつかは私も参加してみたい大会ではあります。

投稿: ネオス | 2006年8月31日 (木) 23時11分

>marimaさん、酔~いどんさん

 ありがとうございます。

 2度の北海道マラソン、2度とも暑さで苦戦するとは、どういう巡り合わせなんでしょうね。もう一度チャレンジして見たくなりました。このままでは終われないぞって気持ちです。

 それにしても、今年は「おきなわ」もだめ「北海道」もダメ・・・そう言えば「東京荒川」も風でだめだった。気象コンディションに左右されない強さが欲しいですね。

 さて、夏休みは今日で終わり。明日から大勢の生徒たちとの闘いだ。

投稿: ヨッシーの父 | 2006年8月31日 (木) 16時07分

ヨッシーの父さんが悪戦苦闘している頃、赤城マラソンに参加したグンタマのメンバーは標高1,400m・気温17℃の「青木旅館」でゆっくり入浴し、食事をしながら北海道マラソン観戦していました。

道路に陽炎が立ち昇っているのがTVの画面からも見え、暑いんだろうなと思いましたが、何せ17℃の中では実感がいまいちでした。

でもヨッシーの父さんの話を聞く(読む)と、如加に厳しいレースだったかがヒシヒシと伝わってきます。
酷暑の下、気力・体力も限界の状態で粘りに粘っての完走おめでとうございます。

投稿: 酔~いどん | 2006年8月31日 (木) 00時51分

高い気温で過酷なレースだったのですね。数字は状況を如実に表しますね。
お疲れ様でした。
しかし、苦しくて苦しくて・・・と、でもまた走りたいと思える、マラソンの魅力ってあるのでしょうね。
私には、まだまだ理解できていません。何しろ、自分を精神的に鍛える、修行(苦行)と思っていますから。(笑)

前向きの写真もいいですね。北海道の緑はちょっと違った色に見えますが、そうですか?ミシガンの緑に似ている気がします。

さあ、新学期ですね。

投稿: marima | 2006年8月30日 (水) 22時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/133444/11683977

この記事へのトラックバック一覧です: 北海道マラソン ~ヘロヘロだが完走~:

« 北海道マラソ(出発前) | トップページ | ななさん ~マラ交5・北海道マラソン3~ »