記念のつもりなんだろうが・・・
「大人の休日倶楽部」を利用して、北陸に夫婦で出かけました。
妻にどこへ行きたいかと尋ねると「東尋坊」という答え。他はあまり知らないらしい。初日の宿は、東尋坊近くの芦原温泉。翌朝、早朝ラン、温泉入浴、朝食を済ませて9時前に出発。東尋坊へは10数分で到着しました。
土産物屋がやっと開きだしたばかりで、観光客はまだまばらでしたが、食堂の豪華なサンプルには、目を見張りました。これを見るだけでも楽しくなり、お腹一杯になりそうです。
東尋坊の断崖は見応えのあるものでした。観光船に乗りましたので、海上から崖下すれすれまで、本当にぶつかるのではないかと思うくらい(50㎝くらいまで)近づきました。上からのぞき込む断崖も迫力がありますが、揺れる船から見上げる東尋坊は覆い被さってきそうな圧倒的な存在でした。
下船後、東尋坊近くの雄島に行きました。船でも近くまで行った島です。陸とは赤い橋で結ばれた周囲2㎞ほどの小無人島です。人の手はほとんど入っておらず、天然林におおわれているそうです。
ワクワクしながら赤い橋を渡り島に着きました。ところが、鳥居をくぐり階段を上ったところで、がっかりしました。
目の前にある大きな樹の幹に私の母校(R大学)の名前が刻んであるではないですか。「近頃の学生は・・・・。」と恥ずかしくなりました。この大学のバカさ加減を公表しているようなものだと思いました。少々憂鬱な気分を引きずりながら、それでも自然を堪能しながら、島をぐるり1周しました。
あと少しで1周というところで、別の大きな樹に別の大学の名前(D大学)が刻まれているのを見つけました。同じ街で、ライバル関係にある大学同士が、こんなバカさ加減でも競い合っていたのです。その傷跡には昭和40年という年が刻まれているではありませんか。そう、もう40年以上前のいたずらが、ハッキリ残っているのです。これを刻んだ学生は、現在60歳を超えているはずです。もし、何十年ぶりにこの樹を、傷ついた幹を見たらどう思うでしょう。
私の母校名の傷もライバル校名と同様に古いもののように見えました。「近頃の学生は・・・・。」と恥ずかしく思い、実際に妻との会話で口にも出したのですが、それは近頃の学生ではなく、もっともっと古い時代の学生の仕業だったわけです。
そういえば、昔の学生は、最近の学生ほど、環境や生態系に配慮している者は少なかったように思います。それ以前に、環境・生態系などという言葉そのものが、一般的ではなかったかも知れません。
いずれにしろ、思いこみの早とちりを反省しました。と同時に「ちょっと記念に」といった軽い気持ちで彫り込んだ名前が、数十年たっても消えない傷になっていることに、心を痛めました。
※東尋坊には20歳の時以来33年ぶりに訪れました。そうR大学生の時以来です。
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コメント
>あっしは、食堂のサンプルのほうが気に入ってます。
どの店も、色鮮やかなサンプルが目を引きます。あちこち行ってますが、こんなところは見たことがありません。一見の勝ちがあります。
>恥ずかしいですよね。一生の恥を刻み込んで…。
偉そうなこと書きました。その後、若い頃そんなことをしなかったか、自信が持てません。少なくとも子どもの頃近所の雑木林で同じようなことをしたような気がします。観光地の天然林でも近所の雑木林でも、木を傷つけるのは同じですね。
投稿: ヨッシーの父 | 2008年3月14日 (金) 23時40分
東尋坊は行ったことありませんがいいところですね♪
そんなところに…。恥ずかしいですよね。一生の恥を刻み込んで…。
同じようなものを山頂で目にすることがあります。
いつもPaPaさんと同じ思いで見ています。
投稿: さんぽ | 2008年3月14日 (金) 20時48分
自然の造形美には驚かされますね。
でも、あっしは、食堂のサンプルのほうが
気に入ってます。
ミニねぎとろいくら丼と
ざるそばのセットがうまそうだな。
投稿: G | 2008年3月14日 (金) 20時34分
>東尋坊の断崖は迫力がありそうですね。
写真の右の方、崖が入り江になってます。
そのわずかの隙間に観光船が入り込むのです。
船の舳先は、前方の崖すれすれまで接近して止まります。
思わず船の船頭さん(運転手?)に
「流石ですね・・・」と話しかけたら、
にっこり笑ってました。
投稿: ヨッシーの父 | 2008年3月13日 (木) 08時09分
東尋坊の断崖は迫力がありそうですね。
いつか行ってみたくなりました♪
投稿: ネオス | 2008年3月12日 (水) 23時05分
>心地よい傷
そういう傷ならいいのですがね。
今回は、東尋坊以外に33年ぶりのところ、初めてのところなど、楽しくまわりました。
投稿: ヨッシーの父 | 2008年3月12日 (水) 16時42分
「東尋坊」ですか。
名古屋にいる頃に何度も行きました、懐かしいですね。
海岸の崖っぷちは、火曜サスペンス劇場のラストシーンが浮かんできそうです。
小さい頃に父親に叱られ、家の外壁に炭で大きく「おとうちゃんのばか」と書いたのが、十数年たった大人になっても薄く残っていました。
これは、どちらかと言えば心地よい傷でした。
投稿: 酔~いどん | 2008年3月12日 (水) 00時43分