体重の増減は 摂取カロリー-消費カロリー で、プラスになれば増、マイナスになれば減ということになります。当然前者を小さくし、後者を大きくすればマイナスになるわけですから、いわゆるダイエットも理論上は簡単です。
ところが、摂取カロリーを極端に少なくすると、話は変わってきます。ダイエットとリバウンドが、対語のようになっていますが、それは摂取カロリーを極端に抑えた結果なのです。摂取カロリーつまり食事量を減らすと体が防衛反応を取り始め、将来の飢餓に備えて省エネタイプの体に変身し始めます。具体的には熱代謝の大きい筋肉質の体から熱代謝の小さい脂肪質の体になっていくのです。食事量を減らすと、筋肉の維持に必要なカロリーを満たさなくなり、筋肉がまず落ち始め、筋肉の代わりに脂肪を蓄え始めるのです。人間が本来持っている生きるための野生がそうさせるのです。こういう体になると、他人と同じ量を食べても他人以上に太ってしまうことになります。よく、水を飲んでも太るって言う人がいますが、それはこういう体になっているからでしょう。(ホントは水では太りません)
さらに食事を減らし続けると脂肪も消費せざるを得なくなり、体重がガクンと減り始めます。これはダイエット成功ではなく、体が悲鳴を上げ始めた黄色信号なのです。体の維持そのものが危うくなっている証拠なのです。食べないと生命の危機になります(食事制限は永遠に続けられません)。こうなったときには脂肪だらけの体になっているわけですから、食事制限をやめ食べ始めるととたんに再び太り始めるわけです。女性タレントがダイエット本を著しても、すぐにリバウンドして太ってしまうのはこのせいです。食事制限(低カロリー)ダイエットは太りやすい体質をつくるだけです。
ですから、賢いダイエットとは、良質タンパク(筋肉をつくる)を中心にして食事量はやや減らし、運動によって消費カロリーを増やすことです。運動すると筋肉量が増え、熱代謝のいい太りにくい体になるのです。
ちなみに1日10㎞走ると体重60㎏の人は600㌔㌍を消費します。ビールは100mlあたり42㌔㌍でしたから、600㌔㌍は1430mlに相当し、缶ビール(350ml)4本分に相当します。つまみを多く取る場合は2本が限度でしょうか。いずれにしろ私にとっては十分すぎる量です。
走ったから飲むか、飲むために走るか。いずれにしろ美味しくビールを飲みましょう。
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