映画・テレビ

2011年6月20日 (月)

深谷シネマで『ミツバチの羽音と地球の回転』を見ました

 3月11日以来、この国のあり方にいよいよ「?」の思いを強くしています。福島第一原発の有り様を考えると、通常の感覚が働く人間なら誰もが脱原発に向かうのではないかと考えていました。でも、この国ではそうならないようです。少なくとも政治家たちは少しも動こうとしていないように見えます。ドイツやイタリアが脱原発を選択したのとはあまりにもかけ離れた政治の動きに、もしかしたら福島はヨーロッパのFUKUSHIMAなのかと思ってしまいます。

 そんななか、深谷シネマで19日から『ミツバチの羽音と地球の回転』http://888earth.net/introduction.htmlというドキュメンタリー映画が上映されることを知り、行ってきました。深谷シネマについては、別途記事にしたいともいます。
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 この映画は、山口県上関町に中国電力が建設計画を進めている原子力発電所に反対する祝島の島民の反対行動http://blog.shimabito.net/を通して、原子力を、エネルギー問題を考える内容です。
 この映画の中でもっとも印象に残ったのは、原発予定地の埋め立てを強行しようという中国電力側が作業船の上から、反対行動を取る祝島の人たちに向かって「漁業や農業という一次産業では生活できないでしょう。原子力発電所を作れば雇用も生まれて豊かになるんですよ。」と呼びかけるシーンです。実際に漁業や農業で生活している人たちに向かって平気でそういう言葉を浴びせかける感覚、これには唖然としました。

 3.11以来、上関町の周辺自治体が次々に原発反対の意見書を採択をしたり、山口県が埋め立て許可の延長はしない方針検討していると伝えられ、建設反対派には有利な状況になってきました。しかし、中国電力は建設計画を変えていません。
 映画を見て、原発反対を言うだけでなく「原発に頼らないエネルギー構築」を目指そうという祝島の人々の強い意志を感じました。今月29日は中国電力の株主総会だそうです。3.11以降、電力会社がどのような姿勢を見せるか注目したいと思います。

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2008年8月20日 (水)

『靖国 YASUKUNI』・・・みてきました・・・

話題の映画『靖国』を観てきました。深谷シネマで埼玉県内初の上映が17日から行われています(23日まで)。深谷シネマは、NPO法人市民シアターエフが運営する50人ほどで満員になってしまう小さな映画館です。http://fukayacinema.jp/

 この映画『靖国』は、芸術文化振興基金の助成を受けて制作されています。公開前から、自民党などの国会議員が「反日的」ではないかと問題視し、国会内で国会議員を対象に試写会が行われました。このことをきっかけに右翼団体が騒ぎ立てました。右翼の嫌がらせから、あるいは嫌がらせを受けたくないからということで、上映を取り止める劇場もありました。

 そんな前宣伝(?)、さらに県内初上映ということもあり、19日の夕方の深谷シネマは満員に近い観客が入っていました。過去数度この映画館に行きましたが、こんなに多くの観客が入っていたのは初めてです。客層は、50歳代60歳代がほとんどだったようです。

 内容については、『靖国』を観ていただくの一番だと思います。観られない場合はHPhttp://www.yasukuni-movie.com/index.htmlを見てください。
 個人的な感想は、靖国神社は異空間であると改めて思いました。違う言い方をすると「タイムマシンのエアポケット」かな?
 「なんじゃ、ここは・・・・?」って感じですね。

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2006年12月16日 (土)

「赤貧洗うがごとき」~田中正造と野に叫ぶ人々~

12月15日(金) 熊谷市文化センター

最近は、マスコミで大きく取り上げられる映画ばかりみていたが、今回の映画『「赤貧洗うがごとき」~田中正造と野に叫ぶ人々~』は谷中村廃村100年企画ということで田中正造の生き様を証言や再現映像で表現したドキュメンタリー風の映画だ。内容は以下のHPで確認してもらいたい。

http://www.sekihin.net/index.html

足尾鉱毒事件についてはある程度の知識はあったつもりだが、この映画を見てそんなものは知識とはとうてい呼べる代物ではないことが分かった。特に、田中正造については「鉱毒被害を天皇に直訴した」程度のものだったが、彼の生涯とその姿勢を大いに学ばせてもらった。

次に、足尾や渡瀬遊水地(旧谷中村)を訪れるときは、新たになった目で見て、また新しい発見をすることだろう。映画に感謝。

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2006年10月30日 (月)

「父親たちの星条旗」

「父親たちの星条旗」:太田イオンシネマ(06.10.29)

29日(日)、前日の「秀萬」ツアーの疲労を引きずったまま、映画「父親たちの星条旗」を見てきました。今回も夫婦50歳割引」を利用して二人での鑑賞です。

この映画は、クリントイースト・ウッドが監督・制作を務め、太平洋戦争末期の硫黄島戦を日米双方からの視点でとらえた2部作「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」のひとつで、アメリカ側から見た作品です。

前半は戦闘シーンが中心で、これでもかというほど強烈なシーンの連続でした。途中でスピルバーグが監督した「プライベート・ライアン」のノルマンディー上陸の戦闘シーンを思い出しました。あとで気づいたのですが、「星条旗」の制作にもスピルバーグがクリントイースト・ウッドとともに名前を連ねていました。

後半は、激戦の地・硫黄島に星条旗を立てた兵士たちを戦時国債募集の宣伝のために「英雄(ヒーロー)」に仕立て上げた国家権力のずるさと、利用できるものは何でも利用しようとする醜さが描かれ。その一方で、「英雄」に驚喜する国民と違和感を感じつつ「英雄」として協力した兵士たちを描いています。

見終わって、どっと疲れが出た。しかし、日本側からの視点でつくられた「硫黄島からの手紙」も見なければという気持ちはますます大きくなった。

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2006年10月11日 (水)

『フラガール』見てきましたよ。

「フラガール」:熊谷サティ・ワーナーマイカルシネマ(06.10.8)

映画「フラガール」を見てきました。形式的には、駄目な若者たちが紆余曲折を経ながら、見事に目標を達成するというストーリーで、「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」の路線を受け継ぐものでしょうか。ただし、「フラガール」と他の2作品とが決定的に違う点があります。それは、2作品が高校生の部活動であったのに対して、「フラガール」は、斜陽化する産炭地(常磐炭坑)で、生活のため、地域のためという重い使命を背負って新しい世界に挑戦するという実話にもとづいたストーリーということでなのです。

斜陽の石炭産業から他産業への転換を迫られていた常磐炭坑の社運、地域経済をかけた取り組みがこの映画の背景にあるため、何度も何度も泣かされる場面がありました。そうした涙を誘う場面ごとに、それを乗り越えた彼女たちは、強くたくましくそして美しくなっていきます。そして、「常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)」のオープンに、迫力あるフラダンスを披露するエンディングは、それまでのいくつかの場面とは違い感動の涙があふれそうでした。

松雪泰子の訳ありの先生も良かった。岸部一徳のいい味だした。南海キャンディーズのしずちゃんも良かった。そして、主役のフラガールを演じる蒼井優は、セーラー服のときと最後のステージの時がまるで別人のようでした。サナギが蝶に変身するようにという例え方がありますが、まさにアゲハチョウのように羽化し華やかに舞い踊ったエンディングでした。

主題曲ジェイク・シマブクロの「Hula Girl」も、ウクレレの優しい響きがいい感じです。

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2006年9月 4日 (月)

UDON - 久々に映画を観ました-

『UDON』イオンシネマ太田(06.9.3)

久々に映画を観てきました。UDONです。

 50歳夫婦割引を利用して昨年から妻(ヨッシーの母)とよく出かけていたのですが、今年2月映画館の駐車場まで行きながら、兄からかかってきた電話で引き返して以来、足が遠のいていました。兄からかかってきた電話とは入院していた父の様態が急変したという知らせでした。

 

映画のストーリーは、タウン誌の記者のユースケ・サンタマリアと小西真奈美そしてトータス松本を中心に、讃岐うどんがブームになってそして去っていき、登場人物たちがそれぞれの道を歩む。こんな話で、それを笑わせ泣かせながら展開し、見終わったらうどんが食べたくなるって感じかな。

実際、我が家もこの日の夕食はうどんでした。ただし、映画のように生醤油をかけて薬味のネギをのせるだけとは行かないので、天ぷらも揚げました。天ぷらのネタはゴーヤ、ナス、ミョーガ、ジャガイモ、カボチャ、ピーマンでした。ナスを除くとすべて我が家の家庭菜園や庭で穫れたものです。特にゴーヤ、ミョーガはしっかり自己主張した味を楽しめました。

映画を観て、うどんが食べたくなるだけでなく、本場讃岐に行ってみたくもなりました。映画の中で「宇高連絡船」のうどんの話があったけれど、昔、四国にいる友達を訪ねていったときに食べて「うまいなあ~」と思ったことを思い出しました。でも、今は橋が出来てしまったから、そんな風情はありませんね。本気で、映画に出てくるような製麺所でうどんをすすってみたいと思いました。

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