ちょっと眠気覚ましに寄り道
HONDA24時間駅伝を早退しての帰りのことです。何しろ30分程度横になっただけで、まったく寝ていなかったので、帰りの運転が心配でした。特に高速道路で眠気が襲ったら一巻の終わりですから、すぐに車を停車できる一般道を走って帰ることにしました。
4号線に入ってしばらくするとナビの画面に「薬師寺」という文字が写っていました。ちょうど眠くなってきたので、ちょっと寄り道することにしました。薬師寺といえば、奈良の薬師寺をまずはじめに思い出しますが、下野の薬師寺も実は有名なお寺なのです。かつては日本三戒壇のひとつに数えられていました。戒壇とは、正式な僧侶になるために授戒するところという意味です。他の二つは、東大寺の戒壇院(これは、鑑真が設けた)、太宰府の観世音寺です。
ということですから、かなり格式の高かったお寺だったわけです。 残念ながら、室町時代に安国寺というお寺になり、現在は旧薬師寺と添え書きがされています。 こちらの六角堂が戒壇跡に建てられていました。
実は、日本史の授業で、弓削の道鏡が宇佐八幡神託事件で都を追われて、この薬師寺に左遷されたということをやったばかりだったので、寄り道したのです。眠気覚ましの散歩は、30分ほど続きました。
すぐ近くに薬師八幡社があり、ここも寄ってみました。社殿の後の小山は古墳かも知れませんが、何の表示もありませんでした。大きな社殿を囲むように小さな社がいくつかあり、その中に面白い社を見つけました。
こちらです。 金精様と書かれていますが、・八幡の金精様 ・弓削の道鏡様ともあり、御利益は「夫婦円満」「子孫繁栄」とあります。そしてその社の中には、こんな石が二つ並んでチン座していました。左側が道鏡様、右側が金精様のようです。
道鏡が、都を追われた理由は、宇佐八幡社の神託を利用して次の天皇に即位しようと謀ったからなのです。道鏡は、称徳天皇(女性の天皇)の寵愛を受けて、法王という地位を手に入れ、更に天皇になろうとしたのです。称徳天皇を思い通りに操った道鏡、こんなところから巨根伝説が生まれたようです。そして、その伝説が「夫婦円満」「子孫繁栄」、こういう信仰につながったのでしょうね。
お陰様で、眠気は吹っ飛び、私も元気になり帰路を急ぎました。








































































最近のコメント